8月15日、本日は終戦記念日ということもあり、
お盆についてのライフハックを一つご紹介します。
皆さんお盆休みにはお墓参りをされる方も多いと思いますが、
お墓でたまに見かける、上部が尖った四角錐のようなお墓がありますよね。
今回はこの「尖ったお墓の秘密」についてご紹介いたします。
尖ったお墓の意味
この尖ったお墓は一般的に「神道型」と呼ばれており、その意味は諸説ありますが
その多くは「戦死した兵士のお墓」という意味が込められています。
もちろん全ての軍人のお墓が尖っている訳ではありません。
では一体なぜ戦死した兵士のお墓が尖っているデザインなのでしょうか?
尖ったお墓の特徴
お墓のデザイン
お墓が尖っているのは「砲弾やロケット弾を表している」というのが理由の一つでもあります。
当時はミサイルは開発されておりませんでしたが、
その性能に酷似したミサイル弾は既に開発されていました。
なので軍人とそうでないお墓の見分けが付くようにとデザインされたのが、
現在の軍人のお墓・神道型のお墓なのです。
通常のお墓より少し長細い
尖ったお墓…つまり軍人のお墓は、通常のお墓と比べて少し長細いのが特徴です。
その理由は、軍人の階級や生前の名前を刻印する為です。
一般的な上部が平らなお墓は、一つのお墓に何人もの家族が入る為
「◯◯家の墓」と刻印されていることが多いですが、
軍人のお墓は、全面に「生前の名前」「階級」「功労」が全て刻印されているので、
普通のお墓よりも長細くなっているのが特徴です。
つまり尖っている神道型のお墓には、軍人専用のお墓なのです。
それだけ軍人さんが日本にとって重要な存在だったことが伺えますね。
ちなみに
日本兵が数多く眠る事で知られている靖国神社には、
太平洋戦争で戦死した祭神が約213万柱も祀られています。
今もなお、戦争の体験や後遺症で苦しんでいる人がいます。
今年は戦後70年という区切りがいい年。
戦争の怖さや虚しさを、改めて後世に伝えていかねばなりません。