今や業界No.2にまで成長したクラウドソージングサービス「CrowdWorks」。
もちろん当ブログの管理人もお世話になっており、日々ロゴコンペに精を出している。
だが1案件の報酬が高くなればなるほど応募人数は増え、
採用確率は低くなるのが悩みの種でもある。
だがロゴコンペに於いては、決してベテラン勢やプロのデザイナーでなくとも、
ちょっとした事を意識するだけで採用確率が格段にアップする方法があるのだ。
もちろん当ブログ管理者もこの方法で、今までに数十作品ものロゴコンペで採用を頂いている。
今回はロゴコンペに於いて、採用確率がグンッ!とアップする5つのコツをご紹介しよう。
スポンサードリンク
目 次
依頼者の要望をしっかりと確認
これが出来てない人が意外に多い。
色の指定や大きさの比率、フォントの選定等、その内容は依頼者によって様々だ。
もしも参考画像が添付されているようであれば、
それに似たテイストの画像を参考をありとあらゆる所から集め、
下書き時にパズルのように組み合わせていく。
指示書を読まずに依頼者からの意図を全く汲み取っていないロゴは、
採用されるどころか他のワーカー達にも悪い印象を与えるので、
依頼者からの要望は絶対に応える事をオススメする。
公開案件は他のワーカーの良いところをコッソリ盗む!
もちろん佐野る事は絶対にNG。
あくまでも、良いと思った「テイスト」や「見せ方」を盗み、
それを何度も下書きして案を練り直してからデザイン化する。
依頼者は
「自分ではデザインする事ができない為、プロのワーカーに依頼している」
という事を常に念頭に置き、自分の今までのデザイナーとしての経験や実績に左右される事なく
「プロとしてのデザイナー意識」を持って制作に取り組めば、自然とスキルは後から付いてくる。
依頼者の想像を上回るインスピレーションを発揮できた時こそ、
採用される確率はグンッ!と上がるだろう。
完成したロゴに対する「コンセプト」を明確にする
なぜこのデザインはこうなったのか。
- 「ここはこういう理由です」
- 「対してここはこういった印象を持たせるべく、このようなデザインにいたしました」
自分がデザインした作品には必ず「理由」を付与してあげることが重要。
何のコンセプトもなくただ単に「なんとなく」イメージして制作されたものよりも、
ハッキリとコンセプトがあるデザインの方が、格段に採用確率はアップする。
イメージ画像を添付したり、全体のディテールの調整は必須!
完成したロゴを単なる白バックの背景に「ポツン」と配置しただけでは味気がない。
大げさに聞こえるかもしれないが、ロゴはイメージ画像を添付したり、全体のディテールを調整をしてこそ、
本来のロゴとしての機能を十分に発揮できるのだ。
例えば依頼者のホームページが既に公開されているのであれば、
既存のロゴ部分だけを切り取り、今回作った新しいロゴを当てはめてみた画像を用意する。
この一手間を加える事で、ホームページとロゴ相性を計る事が可能だ。
これにより依頼者側は「あなたのロゴを採用した後の未来のイメージ」が掴みやすくなる。
欲を言えば更に「印刷物用のイメージ」を用意してあげると、
将来的に名刺や会社概要に使用する際のイメージを目で確認する事ができるため、
より一層目立ち、他のワーカー達との差別化にもなるのでオススメだ。
公開終了後もマメに連絡をする
何百種類も提案がある案件は、依頼者側とて絶対に悩んでいるハズ。
もしあなたが依頼者だった時、こんなメールを貰ったらどう思うだろうか。
◯◯◯(依頼者の名前)様
初めまして。
先日貴社のロゴコンペにご応募させていただきました◯◯◯(自分の名前)と申します。
この度は私のデザインに3つ星評価を頂きまして、誠にありがとうございました。
コンペ終了から約一週間程経過いたしましたが、選定作業はいかがでしょうか?
数百種類のロゴから1つを選定するのも大変かと存じ上げております。
当方、ロゴ制作の他にも、本業はWebデザイナー・フロントエンジニアをしております。
サイト制作はディレクションからコーディングまで全て一人で行っておりますので、
バナー作成やアイコン作成もお任せ戴いても大丈夫でございます。
また、Webコンサルティングも行っております。
SEO効果の高い記事の書き方や広告の適正配置位置、
WordPressでのHP制作・SNS運用まで一貫してご対応させていただいております。
当方はフリーランスで在宅で仕事をしているため、常に迅速なレスポンスを心がけております。(休みはカレンダー通りの休日をいただいております。)
もちろん今回ご提案したロゴを元に、簡単なバナー作成からWebサイト・会社概要パンフレット制作等も承っておりますので、どうぞお気軽にご相談くださいませ。
何卒よろしくお願い申し上げます。
◯◯◯(自分の名前)
大抵の依頼者は、ロゴの選定作業に結構な時間(1週間〜10日程度)をかける場合が多い。
何故ならロゴ選定業務の他にも、生業となるメインの業務に支障をきたしてはいけないからだ。
そんな時に上記のようなメールをいただくと、依頼者は結構な確率で個別メッセージを返信してくれる。
このメールをテンプレート化し、応募期間終了後に選定に迷っている依頼者に上記メッセージを送信すれば、
喰いつきは上々になることは間違いないだろう。
(採用されるかどうかは保証できないが。。笑)
まとめ
依頼者とて、一人の人間である。
画面の向こう側には必ず「感情」が存在する。
自分が「デザイン力」で他のデザイナーと比べて劣ると感じたら、「応対力」で勝負すればいい。
依頼者はデザインに対して素人が多いので、デザインに対するコンセプトを明確にし、
細やかなアフターサービスやロゴ提案以上の仕事(ホームページ制作やバナー制作等)も引き受けたり、
自分のスキルで依頼者のメリットとなるあらゆる事をドンドン提案していけば、
一回コッキリに止まらず、末長く「クライアント」として付き合っていける存在にも成り得る。
上記の5つの方法をロゴコンペの際に少しでも意識してすれば、
採用確率は今より格段にアップするので、是非とも取り組んで欲しい。
One thought on “意識しよう!CrowdWorksのロゴコンペで採用確率がグンッ!とアップする5つのコツ”